ブラシ屋さんになりました

じつは先月から、ブラシ屋さんになりました。
といっても、お客様方、ご安心ください。転職したわけではありません。
私の勤務先が老舗のブラシ屋さんから営業譲渡をうけて、洋服ブラシやらヘアブラシやらの取扱いをメーカーとしてはじめることになったのです。この老舗ブラシ屋さんとは以前からお取引があったのですが、卸として流通させるのと、メーカーとして主体的に製造や販売に関わるのとでは勝手が違います。

洋服ブラシについては、ヘビーユーザーの方のご意見をうかがうためにテーラーさんを回ったり、自分でも他社製品を含めていくつも商品を買って(自腹ですよw)試用してみたりした結果、かなり理解が深まりました。

一方で、ヘアブラシに関しては、もともと自分では使っていなかったものなので、なかなかブラシごとの違いが理解できません。また、さすがに何本も試すわけにもいかず、仮に使ってみたところで評価できるような基準さえ自分のなかにはありません。

そこで、本職である美容師さんに教えていただくことにしました。
$カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-水道橋ディファレンス・エンジンにてブラシ談義
水道橋にある美容室ディファレンス・エンジンの伊藤さんです。姉妹店である本郷「キノトロープ」と神田「エイダ」の計3店舗を営んでおられます。どれも独特の雰囲気のあるお店で、店名も含めてGenRock店長のツボにハマっています(神田のお店にはまだ行ったことがありませんが)。

日頃からお使いの道具(上の写真)もいろいろ拝見させていただき、その使い分けや使い勝手なども教えていただきました。伊藤さんは理容師と美容師との両方の経験を積んでおられるので、一挙両得というか、一網打尽というか…とにかく、いろんなお話がうかがえました。

でも、やはり、道具は使ってみないことにはわからない、ということで、GenRock店長が自らモデル(実験台?)となって、うちのヘアブラシを使っていただきました(また自腹だーorz)。

ロールブラシでクセ付け。
カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-水道橋ディファレンス・エンジンにてブラシ試用1
いつもお使いの樹脂製のロールブラシに比べて、毛が少ないんじゃないかというのが見た目の感想でしたが、使ってみると天然毛のブラシは十分なテンションが得られるので適正な植毛だということがわかりました。

わりとストレートなブラシでオールバックにw
カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-水道橋ディファレンス・エンジンにてブラシ試用2
ブラシの先端がナナメになっている意味は実感としてはよくわかりませんでしたが、まぁ、耳まわりの細かいところなんかを仕上げるのに、コレ1本で済まそうということなら役に立つのではないかというところです。

それにしても伊藤さん、楽しそうですw
私もこのクラシックな髪型が気に入ったので、この日はオールバックで過ごしました。

伊藤さん、急なお願いにも関わらず、快くお付き合いいただいて、ありがとうございました。

明日は仕事じゃなく、プライベートで髪を切りに行ってきます。

GenRock店長でした。