「隠しリンク」でオチをつける


戻り梅雨でしょうか。昨晩から風もあり、ときどき雨が降っては、かなり気温が下がって過ごしやすいです。

しかし、空がどんよりしているとなんとなく気分も沈みがちです。そこで今日は気持ちがシャキっとするように黄色をメインに使ってみました。

青と茶のストライプが入った白地のクレリックに黄色の無地のネクタイをもってきます。このように共通の色がない組み合わせは自分の感覚ではOKでも、他人から見てどうかはちょっと自信がないものです。しかし、その組み合わせを補強する別の要素を入れれば、他人からも「なるほど」と理解されやすくなります。

その「なるほど」を得るために、さりげなく「オチをつける」というか「タネあかし」をすることが、現代的なカフリンクスの役割のひとつだと私は考えています。

今日のコーディネイトでは、青と黄色のガラスを市松模様に配したカフリンクスが、シャツとネクタイの関係を陰ながら「リンク」させているわけです。