いぶし銀にあうスーツは？

台風接近のため、天気が悪くて、気温も低いです。昨晩考えていたコーディネートは淡色系で寒々しく思えたので、やや重めの色づかいに変更しました。
カフリンクスはJ×J（ジェイ・バイ・ジェイ）。いわゆるシルバーアクセ感覚のいぶし銀仕様で、真ん中には紫のガラスが入っています。例によって、何気にネクタイと同色です。

ところで、いぶし銀でゴシックなカフリンクスの使い方について、単純に「シルバーアクセ感覚」と言ってしまうことはミスリードでした。大いに反省いたします。

昨今のいわゆる「シルバーアクセ」の文脈で捉えようとすると、おのずとコーディネイトはレザーのジャケットとか、ヘビ革のブーツとベルトとか、はたまた全身黒ずくめのコスプレ的なゴス・ファッションとか、とにかくイカツイ感じの連想をしがちです。ビジネスには到底、不向きな装いしか思い浮かびません。

しかし、グレンチェックのような柄モノやウールフラノ、コーデュロイなどの重めの素材を使ったクラシカルな雰囲気のあるダーク系のスーツになら、いぶし銀の素材感やゴシックなモチーフの重厚感がしっくりきます（ツイードなどカントリーっぽいテイストにはミスマッチなので注意）。それって、これからの秋冬の装いにはぴったりじゃないですか！

Ｊ×Ｊは「シルバーアクセ感覚」という誤ったキャッチコピーでマーケティングに失敗したため、あまり売れず、結果としてセール対象品となりました。見当違いな提案内容によって、提案すべきお客様を見失い、提案されたお客様にとっても使い方がわからない商品になってしまったのです。

GenRock店長も、この商品の良さがいまひとつ理解できずにいたので、これまでずーっと「自分では使いたくない商品」でした。しかし、いまならハッキリとわかります。ダサくて売れなかったわけではない、と。

現在、セール品になったＪ×Ｊがいかにお買い得であるか、GenRock店長が保証します。