隅田川花火とカンカン帽とカフリンクス


今日は隅田川の花火でした。グレーのストライプのシャツとニットタイに、花柄のカフリンクス(トンプソン)。小さな花にいろんな色のラインストーンが入っているところを、花火に見立ててみました。ジャケットはなしで、ベージュのベスト。水辺のイベントということで、カンカン帽をかぶってみました。

カンカン帽は最近、特に女子のあいだで人気のアイテムのようですね。トップとツバが平らな形の麦わら帽子は何でもぜ〜んぶ「カンカン帽」と呼ばれているようです。しかし、本来的には、叩くと「カンカン」と音がするほど硬い帽子だから「カンカン帽」なわけです。英語では「ボーターハット(boater hat)」。その名のとおり、ボートの漕ぎ手がかぶる帽子が由来で、硬いのは防水のために樹脂が塗られているからです。なので、サイズ感はシビアになり、ナナメにかぶったりすることができるような帽子ではないんですよ。まっすぐ、深く、キッチリとかぶるのが正解! ご婦人のトレンドはともかく、紳士のみなさんには、このあたりはこだわっていただきたいポイントです!

ちなみに、紳士のあいだでは、明治末期から昭和初期まで、洋装にも和装にもあわせるのが流行したようです。私も去年まではもっぱら和装にあわせていましたが、今日はじめて洋装にあわせてみました。

GenRock店長でした。