秋に少し近づく

夏と秋のあいだの微妙な空気を、海老茶のシャンタンのネクタイで表現する試み。テクスチャはサラッと涼しげな感じでありつつ、暖色の茶のような、そうでもない紫のような微妙な色合い。これをうっすらと黄色系のストライプのシャツにあわせることで、同系色の茶なのか、反対色の紫なのかがより曖昧になります。気分的にはちょっと紫が勝るかなぁと思いつつ、ベネチアングラスのような複雑な輝きを放つカフリンクス（ルイ・ファグラン）をあわせます。中間色のニュアンスを存分に味わえるように、黒ジャケット。

今日のジャケットは、裏地がないうえにストレッチ素材のため、わりと涼しいのですが、色が重い気がしてこの夏の間は袖を通していませんでした。台風一過で少し涼しくなったため、久しぶりの出番となりました。

GenRock店長でした。