輸入文具 vs. 国産文具

$カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-LAMY abc STEADTLER 771 OLFA特専黒刃リミテッドAA
先日のフランス出張時に買ってきたラミー(LAMY)abc(写真左下)。
いわゆる鉄ペンと呼ばれるステンレスのペン先をもち、こども用・学習用として位置づけられる安価な万年筆です。樹脂の鮮やかな赤と木製の軸の対比があり、名前を書いたシールを貼ると紙の質感が加わって楽しいです。
驚くべきは書き味。鉄ペンというと少しガサつくような印象がありますが、これは同じラミーのサファリなどよりもするりと書けます。個体差の問題だとするとアタリ。もしかすると学習用ということで、こどもたちのために、より手間をかけて作っているんではないかと疑いたくなるほどの完成度でした。

筆記具は、もちろん実用性もあるけれど、使うときの感覚というのも重要な機能だと思っています。このブログで従来紹介してきた私物のペンは、わりと高級な部類だと思います。でも、安価なものでもグッとくるものはあります。

そんなわけで、このラミーをきっかけにちょっと文具熱が再燃。昨日行った蔵前4丁目エリアにもオシャレな文具屋さんカキモリができていて、そちらで少し買ってしまいました。

ステッドラー(STEADTLER)シャープペンシル771(写真中央)。
これは1.3mmの太い芯を使うシャープペンシル。太い芯は折れにくいので、ガシガシ書けるのがいいです。ただ、太いといっても2mmくらいの芯だと削って使う感じになります。でも、これくらいの太さなら削らなくても通常のシャープペンシルと同じくらいの感覚で使えるところがいいです。
シャープペンシルといえば反対側に消しゴムがついているスタイルが定番ですが、大抵はフタを兼ねた予備的なもの。しかし、771の消しゴムはキャップがついているわけでなく、太いし、繰り出し式なので十分実用に耐えるものです。

以上、輸入文具でしたが、国産だって負けていません。

オルファ(OLFA)特専黒刃リミテッドAA(Ltd-02)。
断面が六角形の本体は、通常のカッターナイフよりも厚みがあって、握ったときの安定感があります。装着されている替え刃も「特専黒刃」という、より鋭角に砥がれた刃。黒いのはサビを防止する表面処理(青色酸化皮膜)が施されているためらしいです。が、モダンな本体のルックスとあいまって、道具っぽいところがカッコいいです。

最後は、ぺんてる(Pentel)サインペン。
これは赤ペンの老舗ブランドであり、定番ですね。昔、大学で講師をやっていたときにテストやレポートの採点時に使用していたような記憶もあります。その後、ヴィレッジ・ヴァンガードでPOPを書くようになって以来、裏うつりしないプロッキーを使うようになったので、現在のところは用途不明。紙のうえで校正したり、書類に指示を書き込んだりするときにでも使ってみましょうかねー。

あ、ヘンテコな職歴についてのツッコミはしないようにお願いします!

GenRock店長でした。