ハッカをつけてみる！

L-メントールを溶かし込んだアルコール（エタノール）を吹きかけて、気化熱とメントールの冷感受容体に対する生理作用で涼感を得ようというスプレーが市販されています。代表的なのが、小林製薬の「シャツクール」（写真中央）と株式会社白元の「熱中ガードアイスノンひんやりシャツミスト」（写真右）。このふたつは使用感としても、成分的にもほぼ同じものと考えてよさそうです。

吹きかけた直後はアルコールの気化熱でひんやりとした感じがあり、数分後から徐々にメントールのスースーした感じが出てきます。経験的には吹き付けて30分後くらいからがいちばんスースーした感じになります。条件によると思いますが、この清涼感は１時間以上も持続します。

この効き方から考えますと、通勤時に家を出る前に吹きかけるというのがいちばん効果的な使用法かもしれません。（私の場合は通勤時間がとても短いので、会社で冷房が効き始めるまでのつなぎという感じになっています。）

用法の説明を見ていますと、着用しているシャツに後から吹きかけることも想定されているようですが、私は着用中のシャツに吹き付けるというのはやっていません。万が一、シミになったりするとイヤなので。ユニクロのシルキードライなど機能性肌着を使っていますから、家を出る前に一度、シャツではなく肌着のほうに吹き付けるようにしています。

ところで、体に直接吹きかけるタイプのもの（ロート製薬「OXY 冷却デオシャワー オキシマリン」など）もあるようですが、それは使ったことないので効果のほどはわかりません。

その他に実際に使っているハッカ配合製品としては、シャンプー（サンコール「ミントベル マリンブルーシャンプー」）と洗顔料（マンダム「ギャツビー フェイシャルウォッシュ アイスクーリングジェル」）があります。いずれもメントールが強めのもので、朝を快適に過ごすうえでは強い味方となっています。

市販品に飽き足らなくなったら、こういうのを試してみる手もあります。

ハッカをつけてみる！（２）