洋服ブラシの実験: 15回ずつ着ての途中経過

昨年末からはじめた洋服ブラシの実験について、経過報告の第3弾です。少し間が空きましたが。

実験の概要は次の通り。
・同じクオリティの2枚のセーターを比較する。
・一方は着たあとに洋服ブラシをかけ、他方は洋服ブラシをまったくかけずにおく。
・連続する2日間で交互に着用することを繰り返し、その経過を観察する。

初回レポート:6回ずつ着ての途中経過(2012年1月29日)
前回レポート:9回ずつ着ての途中経過(2012年2月18日)

着用10〜15回目
(左から洋服ブラシあり/なし)
http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120220/1329742592http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120219/1329741152

http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120226/1330223787http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120225/1330177581

http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120302/1330694802http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120303/1330784248

http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120309/1331301919http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120310/1331380142

http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120316/1331898506http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120318/1332069880

http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120321/1332335634http://d.hatena.ne.jp/genrock/20120320/1332246000

さすがに15回の着用を経て、洋服ブラシをかけているセーター(左)もいい感じに着慣れた風合いが出てきました。平置きだと違いがわかりにくいかもしれませんね。

着用状態に近い感じで、丸みをもたせてみましょう。

毛玉ができているセーター(右)との違いが際立ちましたね。

私見ですが、ウールのニットは毛羽立ちが出てきてからが機能的に本領発揮です。とはいえ、「毛羽立ち」から「毛玉」に至るまではそれほど遠くはないので、洋服ブラシを使ったメンテナンスで、毛流れを整えてやることが大切です。

さて、それでは恒例の計量です。
もともとは、洋服ブラシをかけると毛が減っちゃう…かどうかを検証するためにはじめたのですが、むしろ「洋服ブラシをかけないでいると重量が増えていく」という意外な事実が判明。というのが前回までのところ。

まずは洋服ブラシをかけたセーターの重さから。

新品(着用前)194.5グラム→6回着用後194.5グラム→9回着用後194.5グラム→15回着用後195.5グラムと、はじめて1グラム増加。毛羽立ちが目立ってきた影響でしょうか。それとも今日は雨で湿度が上昇した影響もあるのでしょうか。

洋服ブラシをかけていないセーターはさらに重量増加が続いています。

新品(着用前)184.5グラム→6回着用後186グラム→9回着用後187グラム→15回着用後189.5グラムで、さらに2.5グラム増加。実験開始から累計で5グラムの増加!

毛玉のセーターに洋服ブラシをかけて、毛玉を取り除く日が待ち遠しいです。