革靴の水洗い

昨日、今年二度目の水漏れ事故を経験しました。

今回は自宅じゃなくて会社ですが。その事故対応で浸水したフロアを歩き回る羽目に。天気予報からも雨の想定はしてなかったので、靴はレザーソール。HUNTERに履き替えるという選択も頭をよぎりましたが、そんな悠長なことをしている場合ではなかったので、そのまま水中へ突入。初動が悪くなかったので被害を最小限に食い止めることはできましたが、靴はたっぷり水を吸ってしまいました。

そんなわけで、がっつり輪ジミができた革靴をメンテナンスして、それをネタにしてやろうという「転んだら起きなはれ」というか「転んでもタダでは起きない」的な記事です。内心、そこそこのイタリア靴でよかった…と少し余裕があるから楽しめているのですが。


アグレッシブに水洗い!
革靴が水洗いできるという事実は、近頃はけっこう知られていますね。じつは以前にもやったことがありますが、合成洗剤だと油分が抜けすぎる気がしていたので、今回はオリーブ石鹸を使ってみました。
それにしても朝6時すぎにやってるので、お天道様が低いです。


じつは乾燥が最重要プロセスなんです。
まずは紙を詰めたりして、ある程度の水分を吸いとらせます。しかる後に、乾燥剤に入れ換えて陰干し。1週間とか、気長に構えて、しっかり乾かします。


で、とりあえず今日一日、乾燥させた靴。油分が抜けてカサカサになり粉がふいたような状態になりました。でも大丈夫。クリームで保湿すれば戻りますからね。その前に、とにかく焦らずにきっちり乾かすのだ〜。

※ ちなみに、本日は事後処理にあたったため、カフリンクス等の着装はありませんでした。

追記: 乾燥後のお手入れについては、後日11月24日の記事をご覧ください。