今治タオルマフラーを兵児帯風に

夏の自由研究ってな位置づけで和装ネタです。

これから盛夏にむけて、浴衣を着る機会も増えてくると思います。いまさらポリエステルの帯とか締めたくないし、角帯より気楽に装いたいということで、兵児帯(へこおび)がいいんじゃないかと思ったわけです。でも、ちゃんとした兵児帯って、価格的にはぜんぜん気楽じゃありません。

女性のあいだでは、ファブリック帯というのが根付いてきていますね。帯の用途が想定されていない布から、比較的やわらかい帯を仕立てて、柄などを自由に楽しむというじつにうらやましい新潮流です。それに触発されてのアプローチです。

思いついたのが、愛媛県今治市のみやざきタオル謹製の今治タオルのマフラー&ショールを兵児帯風に使う!というもの。

まず、これは「いまばりショール170」を6つくらい畳んで腰に回し、片蝶結びにした様子です。色はやや地味めに「ミルクコーヒー」を選びました。

適度な伸縮性があり、すべりにくくてしっかりと締めることができます。また両端の房の様子も含めて、結び目にも適度なボリューム感がでて、よい感じに仕上がりました。

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次に試したのはマフラー。タオルマフラーでは最長の178cmの長さがある「キュプラ」というラインです。
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長さは十分なのですが、いまひとつボリューム感に欠けますな。結び目も邪魔にならない感じで、家でごろごろするのには向いていると思いますが。

応用編として、ボリューム不足を補うべく、タオルマフラーを2本使って二重に。

「カーキ」と「なすパープル」との異なる2色を組み合わせて使ってアクセントにしてみました。