Paris出張 到着の翌日

$カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-MONARTモンアート
やわらかい印象を目指したコーディネイト。うすいグレーのストライプに白いカフスとラウンドカラーをもつシャツに、グレイッシュな茶にグレーのドットのウールタイと、ころんとまるい木製のボタン風のカフリンクス(モンアート)。やわらかい印象のアイテムゆえに、ぼんやりした印象に陥りがちなところを、ダークグリーンのベストで引き締め。これは昨日からの着まわしで。出張中ですからね。

到着した日の夜は、異業種のメーカーさんたちとのご挨拶と交流を兼ねて、商社の方が主催のディナー。
$カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-ディナー@CAMELEON
他のメーカーさんはこの日に仕事が終わっており、とてもリラックスした様子で、うらやましい限り。でも、私も英気(鋭気)を養うために、とりあえず飲んで食っておきました。

で、翌日というのがこのエントリーの日付。今回の出張のいちばんの目的。マレ地区にある、とあるブランドを訪問し、バッグと革小物の企画打合せ。
$カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-PAUL&JOE

$カフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-PAUL&JOE SISTER
4時間にわたって、内容の濃いミーティングになりました。ちなみに当社製品の発売は、2011年の秋冬からです。ご期待を!

ミーティングが終わった頃にはすっかり腹ペコだったので、とりあえず近くにあったパン屋さんでサンドウィッチを買って食べました。そして、荷物が多いので一旦ホテルに引き上げ。

その後、オペラ界隈の百貨店プランタン パリ(Printemps Department Store Paris)ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)をリサーチ。百貨店の外観の写真は、Googleストリートビューでご覧ください。

館内については、クリアランス・セールのためディスプレイもかなり悪い状態でした。ワゴンの出し方なども、通路の真ん中に置かれたりと酷い有り様でした。日本だったら消防法に引っかかることもあって絶対にやりませんよね。

あと、ブランドとその販売スタッフとの関係性の薄さにも驚きました。それなりに名の通ったブランドでも、そのブランドにはまったく興味のなさそうなオジサンが販売しているということが多かったです。また、店員が携帯電話で話しっぱなしというような場面も何度か見かけました。

そうした点も含めて、総合的には日本の都市部にある百貨店のほうがクオリティが高いと感じました。見るべきものは建物の歴史的な価値だったり、日本では見かけないブランドだったりと、セールのタイミングではその程度なのかもしれません。

で、次はちょっと感度の高い商品を扱っていると評判のセレクトショップコレット(Colette)へ。地上階では、アート系の書籍、CD、DVD、iPhoneケースのような雑貨、スニーカーや帽子といったアイテムを販売。上の階(ヨーロッパ的には1階)ではモード系の洋服を中心に展開。たくさんのマネキンが並んでいて、フロア全体がウィンドウ・ディスプレイのような状態。行ったときは、グラスを手にした人々もうろうろしており、何かのイベントをやっているようでした。ちなみに地下にはウォーター・バーがあります。もしかして、みなさん、水を飲んでいたのでしょうか? いま考えると尋ねてみればよかったのですが、そのときはスタイリッシュな人々を前に腰が引けてしまったようです。

お客さんの入り方としては、百貨店よりもはるかに混んでいました。ただ、買い物をしているひとは少ないようでした。コレットをチェックしに来ることが目的で、買い物は2の次といった感じです。たぶん、一度や二度、足を運んだくらいではこの店の真価は判らないだろうという気がしました。どんなタイミングで見るかによって並んでいるものが違いすぎて、興味の度合いはひとそれぞれに異なるでしょうから。その意味では、有名店ではあるけれども、観光客向きではなくて、定期的にパリを訪れる玄人向きの場所ではないかと感じました。

そんな感想を抱きつつ、この日は終了です。

夕飯は地味にヤキソバを食べていたので、写真は省略で。

GenRock店長でした。

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