アイロンのかけ方 (2) 袖(ソデ)
この記事は、シャツにアイロンをかける方法 の一部です。
カフに続いて、袖にアイロンをかけていきます。
脇から続いている袖の縫い目の部分を基準にして、肩から続く折り目の位置を決め、袖を平らに整えます。
袖は先のほうからアプローチします。
まずは剣ボロ(袖空きの部分)のシワを伸ばしていきます。
袖の先のほうには、プリーツ(ひだ)がついています。シャツのつくりによってプリーツの位置や向きに違いがありますが、袖を縦方向にピンと張ったときのなりゆきに任せて整え、アイロンをかけていきます。
このとき、せっかくアイロンをかけたカフまでベタッと潰してはいけません。
剣ボロのある側の裏にもプリーツがあります。表から既にプレスされていますが、裏からもアイロンで押さえるとより丁寧です。肩へつながるラインにもしっかり折り目をつけていきます。
袖の先から肩へのラインは決まっているので、サッとアイロンをかけていきます。袖ぐりの部分はアイロン側面の曲線をつかって、縫い目に沿ってキッチリと仕上げます。
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全体の流れ
(1) カフス
(2) 袖(ソデ)(現在の記事)
(3) 襟(エリ)
(4) 肩のうしろ
(5) 肩のまえ
(6) 前身頃
(7) 脇(ワキ)
(8) 後身頃
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全体の流れ
(1) ほぼ準備
(2) 袖をたたむ(ココが肝心)
(3) 袖をたたむ(続き)
(4) 仕上げ
(5) おまけ