シャツのたたみ方 (2) 袖をたたむ(ココが肝心)

この記事は、シャツをたたむ方法 の一部です。

いよいよシャツをたたんでいきます。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方06
胴の部分を全体の幅の4分の1のところで、背中側に折ります。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方07
よくあるシャツ屋さんのたたみ方では、上の写真のように袖を水平方向に折ってたたむので、袖に変なシワがつきやすいという欠点があります。
ここでは別のたたみ方をします。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方08
肩から脇にかけてのところで、ナナメに袖を折り、カフを裾(すそ)のほうに持っていきます。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方09
カフを裾(すそ)のほうにもっていくと、剣ボロが自然と上を向き、カフも上に向いて開いた状態になります。
そのカフを上からベタッと水平に潰してしまうと、後日、着用したときにはカフの側面に折り目がつき、美しさが損なわれてしまいます。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方10
そこで、カフは上の画像のように開口部の反対側で2つ折にして、ひとまず垂直に持ちます。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方11
右手にカフを持ったまま、左手は袖ぐりのあたりに添えます。

だいたいカフリンクスの日々〜実践!カフスのつけ方・使い方-シャツのたたみ方12
袖にひねりを加えて、カフの手前側が上を向くように裾の上に置きます。

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全体の流れ
(1) ほぼ準備
(2) 袖をたたむ(ココが肝心)(現在の記事)
(3) 袖をたたむ(続き)
(4) 仕上げ
(5) おまけ

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全体の流れ
(1) カフス
(2) 袖(ソデ)
(3) 襟(エリ)
(4) 肩のうしろ
(5) 肩のまえ
(6) 前身頃
(7) 脇(ワキ)
(8) 後身頃